大型特殊免許を先に取るか、38時間コースを受けるか|総額と使い道で比べる

資格が何もない状態でユンボの技能講習を受けると38時間コースになり、10万円を超えます。ここで「先に大型特殊免許を取れば14時間コースで済むのでは」と考える人は多いのですが、実際に得なのかは条件によります。
2つのルートを並べる
- ルートA:38時間コースを直接受ける
費用10万4,000〜11万9,000円前後/5〜6日で完結 - ルートB:大型特殊免許→14時間コース
大型特殊免許の教習費用+技能講習4万4,000〜5万5,000円前後/日数は合計で長くなる
単純な金額だけでは大きな差がつかないことが多く、判断材料は日数と、免許が手元に残るかどうかになります。
大型特殊免許が持つ追加の価値
大型特殊免許は公道を走るための運転免許です。技能講習は現場内で機械を操作する資格でしかないため、ユンボを公道で自走させることはできません。
現場までの回送を自分でやる可能性がある、除雪車やフォークリフトの大型機を公道で動かす場面がある、といった職場なら、大型特殊免許があること自体が仕事の幅になります。
ルートAを選ぶべき人
- できるだけ早く現場に入りたい(5〜6日で完結する)
- 回送は会社がやるので公道走行の予定がない
- まとまった休みが取れるので集中して受けきりたい
ルートBを選ぶべき人
- 公道走行や回送の可能性がある
- 時間に余裕があり、資格を積み上げていきたい
- 会社が大型特殊免許の取得も支援してくれる
なお、すでにミニユンボを使う職場にいるなら、3トン未満の特別教育から入って6か月の経験を積み、18時間コースに進む第3のルートが最も安く済みます。
対応する教習機関
メーカー系コマツ教習所 北海道センタ
14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。