足回りの種類と使い分け

最終更新日: 2026-08-21

ユンボの個性は足元に出ます。ゴムか鉄か、それともタイヤか——現場と用途で正解が変わる足回りの選び方と、維持費の現実を整理します。

この記事の目次
  1. 3方式の特徴
  2. 使い分けの考え方
  3. ゴムクローラーの寿命と費用

3方式の特徴

  • ゴムクローラー:ミニ〜中型の主流。舗装路を傷めず、振動・騒音が小さい。住宅地・整備された現場向き
  • 鉄クローラー:大型機・解体・岩場の定番。頑丈で瓦礫・岩に強いが、舗装路を走ると路面を傷めるため鉄板養生が必要。ゴムパッド付き鉄シューという折衷もある
  • ホイール式(タイヤ):自走での移動が速く、ナンバーを取れば公道走行も可能(公道走行の記事参照予定)。都市部の道路工事・維持作業で活躍。安定性はクローラーに劣る場面がある

使い分けの考え方

  • 現場の路面で決まる:舗装・コンクリの上ならゴムか養生、瓦礫と鉄筋の解体現場なら鉄(ゴムは切り傷でダメになる)、軟弱地盤は接地圧の低いクローラー有利(冬の記事・傾斜軟弱地の記事参照予定)
  • 移動頻度で決まる:現場内をあちこち動く維持工事はホイールの機動力が効く。回送車での移動が基本ならクローラーで問題ない(運搬の記事参照予定)
  • レンタルでは現場条件を伝えれば適した足回りを提案してくれる(レンタルの記事

ゴムクローラーの寿命と費用

  • ゴムクローラーは消耗品。寿命の目安は使用環境次第で数百〜2,000時間程度。ひび割れ・芯金の露出・切り傷の拡大が交換サイン
  • 交換費用はミニクラスで1本数万円〜。左右同時交換が基本で、機械の維持費の中で大きめの項目(維持費の記事
  • 寿命を延ばす運転:急旋回(その場でのグリグリ旋回)を減らす、縁石・鉄筋への乗り上げを避ける、保管時は直射日光を避ける
  • 中古機の査定でも足回りの残量は重要ポイント(中古の記事・売却の記事参照予定)。「足回り〇割」の見方を覚えておくと損をしない

足元を見れば、その機械の生きてきた現場が分かる。足回りの知識は、機械を長持ちさせる知識でもあります。

対応する教習機関

メーカー系コマツ教習所 北海道センタ

会場:北海道北広島市大曲工業団地

14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市清田区

労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市白石区

受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。

車両系建設機械(整地等)技能講習の教習機関一覧を見る

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