燃料と免税軽油の知識

最終更新日: 2026-08-22

建機の燃料には、公道を走らない機械ならではの「免税軽油」という制度があります。燃料代の節約と、意外と知らない保管・運搬のルールをまとめました。

この記事の目次
  1. 免税軽油とは
  2. 携行缶と給油のルール
  3. 劣化・水・盗難への備え

免税軽油とは

  • 軽油の価格には軽油引取税が含まれるが、この税は本来道路利用への課税。そこで公道を走行しない機械(建機・農機・船舶等)の燃料には、手続きにより税が免除される制度がある
  • 手続き:都道府県税事務所へ免税軽油使用者の申請→免税証の交付→指定の販売店で免税価格で購入、という流れ。事業として一定量を使う場合にメリットが大きい
  • 1リットルあたり30円超の差になるため、稼働の多い事業者・農家は検討価値が大きい維持費の記事農家の記事
  • 制度の細部・対象は自治体の案内で確認を。免税軽油を公道走行車に使うのは脱税なので流用は厳禁

携行缶と給油のルール

  • 軽油の運搬はガソリンより規制が緩いが、専用の携行缶・ポリ缶(軽油対応)を使い、車両での大量運搬は消防法の指定数量・運搬基準に従う
  • セルフスタンドでの携行缶給油:ガソリンと違い軽油は自分で携行缶に入れられる運用が一般的(店舗ルールに従う)
  • 現場での給油:エンジン停止・火気厳禁・こぼれ対策(受け皿)。夜間の満タン保管は結露による水混入の予防にもなる
  • 燃料タンクの給油口まわりの土埃は、給油前に払う。異物混入は噴射系トラブルの元

劣化・水・盗難への備え

  • 軽油も劣化する:長期保管で酸化・変質。半年以上放置した燃料は要注意で、長期保管機の始動不良の定番原因(メンテの記事
  • 冬は凍結(ワックス化)に注意:寒冷地では冬用軽油への切り替えが必須(冬の記事)。暖地の軽油を残したまま寒冷地で使うとフィルターが詰まる
  • 水抜き:タンク結露の水は定期的にセジメンタで排出
  • 燃料盗難:現場放置の機械からの抜き取りは実際に多い。鍵付き燃料キャップ・満タンにしない運用・照明などの対策を(盗難対策の記事参照予定)

燃料は毎日使う最大の消耗品。制度で安く、管理で確実に。ここにも機械屋の腕が出ます。

対応する教習機関

メーカー系コマツ教習所 北海道センタ

会場:北海道北広島市大曲工業団地

14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市清田区

労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市白石区

受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。

車両系建設機械(整地等)技能講習の教習機関一覧を見る

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