日常メンテナンスの基本

最終更新日: 2026-08-22

機械の寿命は、乗り方より「日々の世話」で決まります。1日10分のメンテ習慣で、修理代と故障停止は目に見えて減る。オペレーターができる範囲の世話を整理します。

この記事の目次
  1. グリスアップ:メンテの主役
  2. 消耗品の目配り
  3. 洗車と保管も整備のうち

グリスアップ:メンテの主役

  • 可動ピン部への給脂(グリスアップ)が日常メンテの中心:ブーム・アーム・バケットの各ピン、旋回部など、機種ごとに給脂箇所(ニップル)が決まっている
  • 頻度は「毎日〜数十時間ごと」が基本線:機種の指定に従う。過酷な水中・土砂条件では毎日が無難
  • やり方:グリスガンで古いグリスが押し出されるまで注入。給脂を怠るとピン・ブッシュがガタつき、修理は数十万円級になる——数百円のグリスをケチった代償として現場で語り継がれる定番
  • ガタの兆候(作業時のカタつき・異音)は早期報告・早期対応(点検の記事

消耗品の目配り

  • バケット爪(ツース):摩耗したら交換式の先端を打ち替える。丸くなった爪は掘削力を落とし燃料も食う(掘削の記事)。ピン式・ボルト式など交換方式を自機で確認
  • ゴムクローラー:ひび・芯金露出のチェック(足回りの記事)。張り調整も定期的に
  • オイル・フィルター類:エンジンオイル・作動油・各フィルターはアワーメーター基準で交換(メーターの記事)。個人所有機は「時間が貯まらないから」と年単位で放置しがちだが、油は時間でも劣化する
  • 燃料水抜き(セジメンタ)・エアクリーナーの清掃も季節ごとに

洗車と保管も整備のうち

  • 洗車は点検の機会:泥を落とすとオイル漏れ・亀裂・緩みが見える。足回りの泥は乾くと固着し、劣化と重量増の原因にもなる
  • 下回り・旋回体の泥落とし:高圧洗浄が効率的。電装・エアクリーナー吸気口への直射は避ける
  • 保管:バケット接地・キー抜き・雨ざらし回避(可能なら)。長期保管はバッテリー端子外し・燃料満タン(結露防止)・月1回の暖機が理想(個人所有の記事参照予定)
  • 維持費の全体像は維持費の記事、法定点検は特自検の記事

「機械を大事にする人」は現場で信頼される人。グリスガンを持つ手が、あなたの評判も育てます。

対応する教習機関

メーカー系コマツ教習所 北海道センタ

会場:北海道北広島市大曲工業団地

14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市清田区

労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市白石区

受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。

車両系建設機械(整地等)技能講習の教習機関一覧を見る

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