現場デビューの前にある2つの教育|送り出しと新規入場

資格を取って就職しても、現場にはすぐ入れません。「送り出し教育」と「新規入場者教育」という2つの関門があります。初現場で戸惑わないよう、仕組みを知っておきましょう。
2つの教育の違い
| 送り出し教育 | 新規入場者教育 | |
|---|---|---|
| 誰が行う | 自社(所属会社) | 現場(元請) |
| いつ | 現場に送り出す前 | その現場に初めて入る日 |
| 中身 | 現場の概要・ルール・リスクの事前教育 | 現場の安全ルール・動線・避難・禁止事項 |
新規入場者教育は朝イチに現場事務所で行われるのが通例で、ヘルメットに新規入場者ステッカーを貼られる、あの手続きです。
持っていくもの
- 資格証(修了証)の原本:コピー不可の現場が多い。紛失していたら再発行を先に
- 安全帯・ヘルメット等の保護具(会社支給の場合も)
- 健康診断の受診記録・血圧(当日測定の現場も)
- グリーンサイト等の電子申請を使う元請では、会社側が事前登録します。入社時に免許・資格の情報提出を求められるのはこのためです
オペレーターとして聞かれること
新規入場時、重機オペには追加の確認があります:資格の種類とクラス、経験年数、そして現場によっては操作の実地確認。また、その現場の合図・立入禁止範囲・誘導者の取り決め(作業計画の記事)は初日に必ず確認してください。現場ごとにローカルルールが違います。
面倒に見えて、実は守られている
この手続きの積み重ねが、建設業の労災を長期的に減らしてきました。「初日に時間を取られる」のではなく「初日の事故がいちばん多いから初日に教育する」が正しい理解です。教育の受講記録は自分の職歴の証明にもなっていきます。
対応する教習機関
メーカー系コマツ教習所 北海道センタ
14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。