その資格は災害時に力になる|重機ボランティアの実際

大きな水害のたびに、泥と土砂の撤去で重機の手が足りなくなります。車両系の資格と経験を持つ人が個人でできる貢献の形として、重機ボランティアという仕組みが育っています。
何をするのか
被災地の重機ボランティアが担うのは、宅地内の土砂撤去・流木処理・道路啓開の補助など、手作業では歯が立たない部分です。手ボランティア数十人分の働きを1台でこなすため、災害ボランティアセンターや重機系NPOからの需要は毎回大きい。
参加の条件と入口
- 資格:車両系建設機械(整地等)の修了は前提。実務経験が問われます(被災現場は難易度が高いため、未経験者の実地練習の場ではありません)
- 入口:個人で直接現地入りするのではなく、重機ボランティアのNPO・団体や、災害ボランティアセンターの募集を通すのが原則です。機械の手配・燃料・現場割り当て・地権者との調整は団体側が担います
- 保険:ボランティア活動保険(天災タイプ)への加入が事実上必須。団体経由なら案内があります
現場の注意(通常の現場との違い)
平時にできる準備
興味があれば、平時に重機ボランティア団体の講習・登録会に参加しておくのが現実的です(災害後に登録が殺到するため)。技能と道具を持つ人の社会貢献として、これほど直接的なものは多くありません。
対応する教習機関
メーカー系コマツ教習所 北海道センタ
14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。