転倒は「急に」起きない|事故の3つの型を知って防ぐ

ユンボの死亡災害で最も多いのが転倒・転落です。そして転倒には決まった型があります。型を知っている人は、危ない状況を「見える」ようになります。
型①:法肩・端部の崩壊
掘削した溝の縁、盛土の端、法面の肩。機体の重さで地面側が崩れて転落するのが最多の型です。
- 掘った溝の縁は見た目より弱い。特に雨後は含水で強度が落ちています
- 予防は「端部から距離を取る」「クローラーを端部と直角に向ける」(万一崩れても後退で逃げられる)
- 誘導者を置ける現場では、死角側の端部確認を任せる
型②:旋回時のバランス喪失
荷(土)を載せたバケットを高く上げたまま旋回すると、遠心力と重心移動で横方向に転倒します。傾斜地では特に危険です。
- バケットは低く、旋回はゆっくりが原則
- 傾斜地では機体の向き(谷側にクローラーを向けない)を常に意識
- 吊り作業での転倒も同じ構造です(吊りの記事)
型③:回送車への積み下ろし
セルフローダーやトレーラーへの積み込み・積み下ろしは、日常作業の中で最も転倒が多い場面です。
- 道板(アルミブリッジ)の強度・掛け角度・固定を毎回確認。泥の付いたクローラーは滑ります
- 登坂中の旋回・方向修正は厳禁。ずれたら一度降りてやり直す
- 平坦で固い場所を選ぶ。傾いた路肩での積み込みは事故の定番です
講習で教わることの意味
対応する教習機関
メーカー系コマツ教習所 北海道センタ
14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。
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受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。