玉掛けをセットで取るべきか|「掘れるだけ」の限界

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ユンボの資格だけで現場に出ると、わりと早く「玉掛けは?」と聞かれます。土木・解体の現場で吊り作業は日常だからです。セット取得の損得を整理します。
なぜ現場で玉掛けを聞かれるのか
土木・解体の現場では、U字溝や鉄板、コンクリート製品をクレーンで吊って動かす作業が毎日のように発生します。荷にワイヤーを掛ける・外す作業が玉掛けで、吊り荷が1トン以上になる場合は玉掛け技能講習の修了が必要です。
ユンボしか持っていないと、吊り作業のたびに手が止まります。「掘れて吊れる」人と「掘れるだけ」の人では、現場での使われ方が変わります。
セット取得の実利
- 連続受講割引:同じ教習機関で複数講習を申し込むと割引になることが多い(数千円〜)。日程も続けて組めます
- 学科の一部免除:玉掛けを先に持っていると小型移動式クレーンの学科が一部免除になるなど、資格同士の短縮関係があります
- 求人の応募範囲:「車両系+玉掛け」を条件にする求人にそのまま届きます
玉掛け技能講習は3日・2〜2.5万円前後。ユンボと合わせて1週間・5〜7万円で「現場で困らない最低セット」が揃います。
さらにクレーンまで揃えるか
玉掛けは「掛ける側」の資格で、クレーンを「操作する側」は別資格です。ユンボ系の現場なら小型移動式クレーン技能講習(積載形トラッククレーン=ユニック等)が実用的で、玉掛けとセットで「一人で吊って一人で操作」が完結します。詳しくはクレーンとの関係の記事。
優先順位のまとめ
- ユンボ(車両系・整地等)=本体
- 玉掛け=最初のセット候補。現場に出るなら実質必須
- 解体用(+1日)=解体現場に行くなら
- 小型移動式クレーン=吊りを完結させたいなら
会社負担で取れる環境なら遠慮なく全部。自費なら1→2の順で。資格手当の積み上げは収入の記事も参考に。
資格を活かせる求人を探すなら
車両系建設機械の資格は、土木・解体・造成の現場で求められます。
対応する教習機関
メーカー系コマツ教習所 北海道センタ
14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。
メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター
労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。
メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター
受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。