農家のユンボ活用術

最終更新日: 2026-08-23

農家にとってユンボは「土木機械」ではなく「農具」。人力では日が暮れる作業が、半日で終わる。田畑での実践的な使い方を、作業別に紹介します。

この記事の目次
  1. 水まわりの管理
  2. 畑・果樹・施設まわり
  3. 農家ならではの持ち方・制度

水まわりの管理

  • 水路さらい:泥上げはユンボの独壇場。法面バケット・幅狭バケット(アタッチメントの記事)があると仕上がりが変わる。上げた泥の仮置きと処理まで計画に
  • 畦(あぜ)の補修・畦塗りの下地:崩れた畦の積み直し、モグラ穴対策の締め直し。バケットの背での押さえ(掘削の記事の応用)が効く
  • 暗渠排水:溝掘り→疎水材(もみ殻・砕石)→管の敷設→埋め戻し(記事)。水はけの悪い圃場の改善は、収量に直結する投資
  • ため池・沢まわりの作業は軟弱地盤の警戒を(記事

畑・果樹・施設まわり

  • 果樹の改植・伐根:老木の抜根と植え穴掘り(開墾の記事の技術の応用)。根の処理も含めて段取り
  • 堆肥・土の運搬と切り返し:バケットでの積み込み・運搬は毎日の重労働を機械化できる代表場面
  • 獣害柵・支柱の基礎掘り:等間隔の穴掘りはオーガ(穴掘り)アタッチメントで劇的に速くなる
  • ハウスの建て替え・撤去の補助:基礎の掘り起こし、廃材の積み込み。倒壊ハウスの撤去(雪害後など)でも活躍

農家ならではの持ち方・制度

  • 資格:3t未満+特別教育が農家の定番構成(農家と資格の記事特別教育の記事
  • 免税軽油:農業用途は対象になり得る。稼働が多いなら手続きの価値大(燃料の記事
  • 導入の形:中古購入(個人所有の記事)、農協・仲間との共同利用、繁忙期レンタル(記事)。補助事業(産地・スマート農業関連)の対象になる場合もあるので、農協・普及センターに相談を
  • 冬場の除雪・災害時の自衛(冬の記事災害の記事)まで含めれば、農村のユンボは一年中働く

「人力3日が機械半日」——この差が、体と経営の持続性を変えます。農具としてのユンボ、使い倒してください。

対応する教習機関

メーカー系コマツ教習所 北海道センタ

会場:北海道北広島市大曲工業団地

14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市清田区

労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市白石区

受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。

小型車両系(3t未満)特別教育の教習機関一覧を見る

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