ユンボの保険の考え方

最終更新日: 2026-08-22

車と違って自賠責のないユンボは、保険を「自分で設計する」機械です。機械の損害・他人への賠償・盗難の3リスクに、どんな保険を当てるかを整理します。

この記事の目次
  1. 機械自体の損害:動産総合保険など
  2. 他人への賠償:ここが一番大事
  3. レンタル時の保険と実務チェック

機械自体の損害:動産総合保険など

  • 動産総合保険(建設機械の車両保険にあたるもの):転倒・落下・火災・盗難など機械自体の損害をカバー。保険料は機体価格・補償範囲で変わる
  • 対象になる典型事故:転倒(記事)、積み下ろし中の落下(運搬の記事)、水没、盗難
  • ローン・リースで導入する場合は付保が条件になっていることが多い。中古で現金購入した個人所有機が「無保険」になりがちな点に注意(個人所有の記事参照予定)

他人への賠償:ここが一番大事

  • 作業中に他人・他人の物を傷つけた賠償は機械の保険では出ない。事業者は請負業者賠償責任保険等で備えるのが基本(一人親方の記事
  • 典型事故:旋回でのブロック塀・車両との接触、埋設管の破損(埋設の記事)、飛び石
  • 個人のDIY利用:個人賠償責任保険(火災保険・自動車保険の特約)が「業務外の日常生活の賠償」を拾える場合があるが、重機作業が対象になるかは契約次第。レンタルDIY(レンタルの記事)の前に自分の特約を確認
  • 労災(自分の怪我)は別枠:雇われなら会社の労災、一人親方は特別加入で(記事

レンタル時の保険と実務チェック

  • レンタル契約の補償制度:機械損害への補償(免責額あり)・盗難時の扱いが契約に含まれるかを確認。補償加入は任意でなく必須指定の会社が多い
  • 免責と対象外:水没・転倒が補償対象外だったり免責が大きい契約もある。「補償があるから雑に使える」ではない
  • 賠償はレンタル補償の範囲外:借りた機械で他人の物を壊した賠償は自分持ち。ここでも賠償保険の有無が効く
  • 保険は「事故の後の資金繰り」問題を消す道具。機械を持つ・借りる前に、3リスク(機械・賠償・自分の体)への当てはめを10分やっておく

保険設計は地味ですが、一度の転倒で会社が傾くか続くかを分けます。機械より先に、傘を用意してください。

対応する教習機関

メーカー系コマツ教習所 北海道センタ

会場:北海道北広島市大曲工業団地

14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市清田区

労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市白石区

受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。

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