資格の正式名称にある「整地等」の範囲|できること・できないこと

最終更新日: 2026-08-06

修了証に書かれる「整地・運搬・積込み用及び掘削用」。この長い名前が資格の範囲そのものです。どこまでこの資格でできて、どこから別の資格になるのかを整理します。

この記事の目次
  1. この資格でできること
  2. 別の資格になる作業
  3. 現場でよくある誤解
  4. どの順で広げるか

この資格でできること

「整地等」の技能講習で運転できるのは、整地・運搬・積込み・掘削を行う機械です。代表例:

  • 油圧ショベル(ユンボ・バックホー):掘削・整地の主役
  • ブルドーザー:押土・整地
  • ホイールローダー(タイヤショベル):積込み。除雪の主力機でもあります
  • スクレーパー、モーターグレーダーなど

つまり1枚の修了証で複数の機械に乗れます。ユンボ専用の資格ではなく「この用途グループの機械全部」の資格です。機械の呼び分けは名前の整理の記事へ。

別の資格になる作業

作業必要な資格
つかみ機・ブレーカーでの解体作業車両系建設機械(解体用)。整地等の修了者は1日で追加取得可(解体用の記事
杭打ち・杭抜き車両系建設機械(基礎工事用)
ユンボで荷を吊る移動式クレーンの資格+玉掛け(吊り作業の記事
ローラーでの締固め締固め用機械(ローラー)特別教育

現場でよくある誤解

  • 「ユンボの資格でつかみ機も使える」→ 解体作業は不可。アタッチメント交換で機械の用途区分が変わります
  • 「3トン以上のホイールローダーは別資格」→ 同じ資格でOK。整地等の範囲です
  • 「小さい機械なら資格の範囲も狭い」→ 逆。技能講習は機体重量の制限なし

どの順で広げるか

現場の幅を広げる順番としては、整地等(本体)→ 解体用(+1日)→ 玉掛け+小型移動式クレーンが定番コースです。ここまで揃うと「掘れる・壊せる・吊れる」となり、解体現場でも土木でも役割が途切れません。組み合わせの全体像は資格一覧の記事で。

対応する教習機関

メーカー系コマツ教習所 北海道センタ

会場:北海道北広島市大曲工業団地

14時間コース(2日)4万9,000円・38時間コース(6日)11万2,000円。小型車両系(3t未満)特別教育13時間は2万2,000円。Web予約システムに対応。

メーカー系キャタピラー教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市清田区

労働局登録教習機関。予約は電話・インターネットで先着順。受講料は労働局に届出済みで割引不可・支払いは銀行振込のみ。

メーカー系コベルコ教習所 北海道教習センター

会場:北海道札幌市白石区

受講資格別にN(38時間)/D(18時間)/C(14時間)の3コース。ベトナム語コース(NV・44.5時間)を設定。Web予約に対応(日程から選択して予約可)。

車両系建設機械(整地等)技能講習の教習機関一覧を見る

関連コラム